コンサルティング(コンサルタント)契約書の作成について
コンサルティング契約書の作成を依頼されることはよくあります。
そんな中でコンサルティングが正しいのですか?コンサルタントが正しいのですか?などと質問されることもあります。
これは法律的な問題というより日本語の(言葉の)問題です。
大辞泉には、
コンサルティングは「専門的な事柄の相談に応じること。」とあります。
コンサルタントは「ある分野についての経験や知識をもち,顧客の相談にのって,指導や助言を行う専門家。特に,企業の経営管理術などについて,指導や助言をする専門家。「経営―」」とあります。
そうなりますと、コンサルティング契約は行為に着目している表現、コンサルタント契約は主体に着目している表現となり、どちらも正しいです。(裁判などで問題になった場合は、契約書は題名で判断されるのではなく、条文の内容を実質的に判断して審査されますので、題名に気をつかいすぎる必要はありません。)
法的には委任契約となりますので、どのような内容のコンサルティングをいくらの報酬でするのかということをきちんと書くようにして下さい。
なお、助言指導するのが業務であればコンサルティングですが、助言指導の域ではなく代行してしまうのであればコンサルティングというよりは業務委託としてしまうほうが良い場合もありますのでその点検討されてみてください。
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